茂木 (2006) 3-3 ひとつめの記事
以上で見たように、「対応関係」というメタファーの中には、時間は、明示的な形では含まれていない。一方、「重生起」は、時間を明示的に含んだ、「ニューロンの発火パターン」と「クオリア」がぴったりと寄り添った関係を表す概念なのである。 (p. 103)
3-2 について私が書いたふたつの記事で示したように、supervenience をこのような概念として捉えるのは誤りである。
以下では、「対応関係」というよりは「重生起」というメタファーでニューロンの発火のクラスターのパターンとクオリアの関係を考えていく。 (p. 103)
「心的なものは物的なものにスーパーヴィーンする」この言い回しはメタファーではないです。
心理的な時間が物理的な時間の上に重生起する過程は、ニューロンの発火のクラスターの上にクオリアが重生起する過程と一体となって起こるはずである。従って、心理的な時間と物理的な時間の間の関係は、ニューロンの発火のクラスターの上にクオリアが重生起するというモデルと整合性を持つものでなければならない。 (p. 106)
「心理的な時間が物理的な時間にスーパーヴィーンする」!
「AがBにスーパーヴィーンする<過程>」!
もう、全然わかりません。
夜遅いし疲れたからまた後日追記します。