どぶさらい

精神衛生のために。

茂木 (2006) 2-3

認識において、あるニューロンの発火が果たす役割は、そのニューロンと同じ心理的瞬間に発火している他の全てのニューロンの発火との関係によって、またそれによってのみ決定される。単独で存在するニューロンの発火には意味がない。 (pp. 64-65)

これが「認識におけるマッハの原理」なんだそうな。

それにしても気になるのは、本節の言いっぱなし感である。相対性理論が生まれたときの経緯をなぞった上で、「この原理を採用する」と茂木が一方的に宣言してるだけ。